公正安全
すべての職員が意識しているキーワード
JKAで働くすべての職員が、常に意識しているキーワードがあります。
それは、「公正安全」です。
競輪及びオートレースはギャンブルであることから、お客様の大切なお金をもとに運営が成り立っています。したがって、その運営にあたってはお客様の信頼が大前提になりますので、競輪及びオートレースを事故や不正等のないように運営することは何よりも大切なことであると言えます。
そこで私達JKAは、競技の実施にあたり様々なルールを定め、それを自ら履行し、また選手や関係者にも遵守して頂くことにより、競輪及びオートレース競技が「公正」かつ「安全」に実施されるよう、競技運営に大きな責任を負っています。
その取り組みの一部を競輪の開催現場を例にとって見てみましょう。
競輪場では、「公正安全」確保のための業務が数多くあります。ここで紹介する審判、検車などの仕事は豊富な経験と熟練の技術が必要となります。
そのため、どれも簡単な仕事ではありませんが、JKAの職員は、競輪とオートレースの「公正安全」を確保するため、日々の業務を責任感とプライドを持って行っています。
審判
審判部門の仕事は、競走の安全な実施及び事故防止のほか、着順判定を行うことにより勝敗のゆくえやお客様の車券の結果を左右する重要な役割を担っています。
そのため、各種審判執務や着順判定等を適正に行うことができるよう、検定試験に合格した者を審判員として登録し、また、定期的に訓練や研修等を実施しています。
検車
選手の使用自転車が、安全基準に適合したものであるかを検査する検車部門では、自転車に不備や故障がないよう、レース前に入念な検査を行います。レース中に自転車に起因する事故が起きるとお客様の車券に影響し、お客様からの信頼を大きく損なうことになります。
したがって、開催期間中は毎日、レース前後に繰り返し検査を行っています。
選手管理
参加選手の出場資格の確認、選手の保護管理等を行う選手管理部門の仕事の一例として、前日検査日に携帯電話などの通信機器を選手から預かる業務があります。これは、開催期間中に選手が外部と接触し、不正に繋がることを防止するために行っているものです。
開催期間中は、選手も様々なルールを遵守しています。競走上のルールである競技規則などはその一例です。
こうした様々なルールに基づき、職員、選手及び関係者が一丸となって開催運営に取り組むことにより、競輪及びオートレースの「公正安全」が保たれています。
以上のように、JKAの職員は「公正安全」をキーワードに仕事に取り組んでいます。
お客様からの信頼は、何もせずに得られるものではなく、「公正」かつ「安全」な運営を実現し続けることでしか維持できません。
そのために、職員一人一人が高い職業倫理と責任感を持ち、日々その知識や技術を高めるための研鑽を重ねています。
競輪及びオートレースを「公正安全」に実施するプロ集団。
それが私達JKAなのです。