研修内容紹介
入社前研修

入社前研修(新卒採用者)は、11月より月に1回ずつ品川本部または競輪場で行います。(※入社前研修については、学業優先です。無理のない範囲で参加することができます。)
品川本部では主にグループワークを行い、学生と社会人の違いや、JKA職員としてお客様から見られる立場になること、「公正安全」な業務の実施が求められることについて考えます。このようなグループワークを通して、社会人としての意識を高めると同時に公営ギャンブルに携わる者としての意識を学びます。
現場で行う研修については、地方の競輪場に行き、番組編成員や審判員等の執務の様子を見学します。また、競輪場内を見てまわりながら、レースを予想し実際に車券を購入します。競輪に詳しくない人も、一から競輪をレクチャーするので安心してください。入社後は、車券が購入できなくなりますので、入社前にお客様の目線から、競輪についての理解を深めます。また、地方の競輪場に行く機会があるので、その土地ならではの雰囲気を感じてみてください。
この入社前研修で、同期との仲を深め、社会人としての意識そして競輪やJKAへの理解を少しずつ深めてください。

入社後研修

2019年に実施された入社後研修を紹介します。今回は4月から1月までの10か月間研修となっています。まず当初研修として4、5月の2か月間本部と伊豆事業所(日本競輪選手養成所)で行いました。JKAの職員として必要な知識(競輪の歴史、概要など)の習得と同時に社会人としての意識の醸成(ビジネスマナー研修など)を目的に実施されました。
また、6月には、検車員の資格を取得することが求められます。そのための準備として4月の中旬より検車員の資格取得に向けた講習を日本競輪選手養成所で行います。検車員として必要な知識や技術を2週間みっちりと教わり、その後一か月間練習を積み、6月に検車員認定試験を受験し、合格すると検車員となることができます。
勉強すべきことが多い一方で、楽しい思い出も作ることができます。伊豆事業所では、研修の一環として、オリンピック会場である伊豆ベロドロームの見学やサイクルスポーツセンターでのレクリエーションを行い、同期の絆を深めることができます。
6月からはOJT(On-The-Job Training)研修として、1月まで各部署に配属されます。実際の執務を先輩職員と一緒に行うことで、社会人としての働き方や競輪、オートレースの知識を深める実践的な研修です。各部署の一員として毎日執務をし、2月にはJKAの立派な一員として本配属されることになります。
また、研修期間を通して、競輪審判員の資格を取得することが求められます。6月から計3回、日本競輪選手養成所で開催される審判員養成講習会に参加し11月に行われる審判員資格検定に合格することで審判員の資格を取得できます。この間に理解度テストや中間認定試験などをクリアしなければいけないので大変ですが、周りの職員のサポートを受けながら勉強することができます。審判員資格検定に合格すれば、競輪審判員の資格を取得することができ、実際に開催現場で執務することができるようになります。