仕事のやりがいを高める人事制度
人材マネジメント制度
所属部署の年度方針に基づき、半期に1回個人目標を設定し、上司とともに達成状況の振り返りを行います。
仕事の成果(個人目標達成度、日常業務の成果)、職務において発揮した能力、取組み姿勢等を総合的に評価し、賞与査定、昇格審査及び人事配置に活用しています。
人材体系
JKAでは、キャリアアップに応じて階層別に期待する役割を明確化するため、職員の人材体系を以下のとおり定めています。
職責区分 | 等級区分 | 職位 | 等級 | 期待役割(概略) | |
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総合職 | 専門職 | ||||
管理職 | 組織統括職 | 部長職 | GM1 | S1 | 部門の統括 |
次長職 | GM2 | S2 | 部門の統括補佐 | ||
基幹職 | 部署統括職 | 課長職 | SM | S3 | 課の統括 |
統括補佐職 | |||||
一般職 | 実務遂行職 | 課長補佐職 | AM | S4 | 課の統括補佐 |
係長職 | G1 | S5 | 担当範囲の実務取りまとめ | ||
係員 | G2 | S6 | 状況判断含む業務遂行 | ||
G3 | S7 | 確実な業務遂行 | |||
G4 | S8 | 業務遂行見習い |
採用区分(職種)
採用目的、業務の範囲、配置及び育成等の人事管理方針の違いに基づき、総合職と専門職に区分しています。
1.総合職
総合職は、業務を通じて得た知識、技能及び経験に基づき、将来において組織全体を統括する役割を担うことを期待する採用区分です。総合職の職員については、将来の期待、配置及び育成方針の違いに応じて後述する「キャリア区分」を設けています。
2.専門職
専門職は、専門的な知識、技能及び経験に基づき、主として専門的な業務分野を統括する役割を担うことを期待する採用区分とし、主として本財団の日本競輪選手養成所における選手候補生訓練指導業務に従事する「養成専門職」と、本財団のシステム関連業務に従事する「システム専門職」に区分されます。
居住区登録制度
JKAでは、競輪場を含め各地に勤務拠点があるため、職員は転勤の対象となります。転勤を通じて様々な業務を経験し、JKAの職員に必要な知識・経験を習得して頂くこととしておりますが、その反面、勤務地が安定しないことによる不安も生じていました。
したがってJKAでは、職員の不安解消のため、各人の申請に基づき生活上の拠点を定める「居住区登録制度」を導入し、入社2年目から自分の「居住区」を申請可能としました。
居住区登録後も引き続き転勤の対象にはなりますが、登録居住区外に転居赴任した後は、自分の登録居住区に帰任することを原則とするなど、人事異動における基点として扱います。
キャリア区分制度
JKAでは、競輪・オートレース振興業務や競輪場での競技実施業務など、業務内容が多岐に渡ります。
職員のキャリアパスを明確化し、計画的な配置・育成を行うことを目的として、総合職において「キャリア区分制度」を導入しています。キャリア区分は、以下の2つのコースに区分されており、G1(係長)昇格後に申請して頂きます。職員からの申請内容、キャリア区分間の人員バランス、今後の期待及び本人の適性等を踏まえて、最終的に各人のキャリア区分が決定されます。
※専門職の職員はキャリア区分制度の対象外です。
【キャリア区分の分類】
総合コース | 幅広い業務経験を通じて育成し、将来において競輪振興業務、オートレース振興業務及び財団の運営に係る業務等組織全体を統括する役割を担うことを期待するキャリア区分です。 |
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競技コース | 主として競技実施業務(審判、検車、選手管理及び番組編成等)の経験を通じて、計画的な技能習得を図り、将来において財団の競輪競技実施業務を統括する役割を期待するキャリア区分です。 |
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【居住区とキャリア区分】